そもそもトレーラーってどんな車?

トレーラーとは正式には牽引されるだけの車のことです。運転席があって牽引する側の車を、トラクター又はトレーラーヘッドといいます。トラクターとトレーラーを合わせて牽引自動車といいますが、トレーラーとも呼ばれています。実物でなくとも、テレビなどで大きなコンテナを運ぶ車を見たことがありませんか?それが一般的なトレーラーです。このほかにタンクローリーやダンプトレーラー、キャリアカーなどもトレーラーの一種です。

トレーラーの仕事とは?

トレーラーの仕事は主に運送会社に勤めて任された荷物を、トレーラーを運転して運びます。ほとんどが県をまたいでの長距離を走ることが多く、運転時間も長くなります。また、トレーラーの運転だけではなく荷物の積み込み先では積み込む作業を、配達先では荷物を降ろす作業を手伝うこともあります。トレーラーの長距離運転には、高速道路を利用することが多いです。多くの運送会社では渋滞の緩和や高速道路の深夜割引を利用する為に、深夜から運転を始めるシフトが組まれています。運転が好きな人によっては空いている高速道路を気持ちよく運転することができ、メリットが多い仕事です。

必要なスキルについて

トレーラーの運転手になるためには大型自動車免許のほかに、牽引免許の取得が必要となります。大型自動車免許を取得するには普通自動車免許などの他の運転免許が必要です。しかも、運転経歴が通算で3年以上必要となり、年齢は満21歳以上から取得が可能となります。牽引免許の取得も単独では不可能となり、普通自動車免許などの運転免許が必要です。

トレーラーの求人には、けん引免許の他、業種により別の資格が必要になることがあります。また運送物には、港に陸揚げされたコンテナやガソリン、液化ガスなどがあります。

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